買い物ノート(2002-07)

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インテリアでの無印アイテム活用法

2002-07-20 (Sat) 02:04

カテゴリ: コラム | 買い物他

貧乏生活にも、だいぶ、慣れてきました。無駄遣いは極力控えます。学校とバイトに追われ、無駄遣いする暇もないというのが現状だけれど、そんな窮屈なスケジュールの合間をぬって愛しの無印に行っても、当面必要なモノ以外は、我慢我慢。いまは、じっと辛抱のとき。そんな今だから、自分の部屋の中をぐるりと見回して、いろんな無印アイテムを眺めることで、無印と関わってきた過去を、しばし振り返ってみました。

無印のアイテムって、実用的。でも実用的だから壊れるまで使い倒しちゃう、なんていう本来の用途としてじゃなくても、インテリアの小物として、とっても重宝しています。部屋に無造作に置いておくだけで、暖かい気持ちになれるんです。デザインがシンプルだから、ごちゃごちゃといっぱい置いても、見苦しくならなくて。だから、僕の部屋には、おもちゃ箱をひっくり返したかのように、たくさんの無印アイテムが、いっぱい、溢れています。

たとえば、シンプルな無印グラス。窓際にたくさん並べて、無印のカラフルなアメをいっぱい入れて飾ってます。窓から差し込む朝日とアメ入りグラスの見事なコラボレーションで、とても綺麗な光が部屋いっぱいに広がり、気持ち良く起きることができるんです。

たとえば、一見ただの積み木のように見える無印オルゴール。3つまとめて、無印のCD「BGM」と一緒に並べています。シンプルで何の飾り気もないけれど、そこから奏でられる素朴なメロディは、プレッシャーに押しつぶされそうになったとき、僕の心をすっかりリラックスさせてくれる、そんな魔法のようなチカラを秘めているんです。

たとえば、換気扇のような形をした無印壁掛式CDプレーヤー。綺麗な色のCDをいつもセットして飾っています。綺麗な色のCDが、換気扇のヒモのようなスイッチを引くと、くるくると回り始め、心地よい音楽が流れ始めます。換気扇を回すと、部屋の汚れた空気が外にすっかり吐き出され、澄んだ空気でいっぱいになるのと同じように、換気扇の形をしたCDプレーヤーを回すと、僕のすさんだ気持ちはすっかり彼方へ去り、清々しい気持ちでいっぱいになるんです。

たとえば、無印アルミデスクライト。ほとんどの時間をここで費やす、そんな机の端に、ちょこんと載っけています。本当は、部屋の電気さえあればライトなんて要らないのだけれど、部屋の電気を消して、アルミデスクライトの白熱球の明かりだけで作業していると、普段は心の中に隠れているもやもやとしたアイデアが、ライトに照らされているうちに、はっきりとした形で表に現れてくる、そんな感じがするんです。刑事がデスクライトを容疑者の顔に近づけて尋問するのと、同じなのかもしれません。お前の心の内を、このライトで見透かしてやるんだ、って。

そんな感じで、部屋を見回しているうちに、わかったことは。

ひとつひとつのアイテムが、形は違えども、全てが、僕を支えてくれていた、ってこと。

そう、無印があったからこそ、僕はいままで、頑張ってこれたんだ。

そして、初夏の汗ばむこの季節。グラスの中のアメ類は暑さでドロドロに溶け、オルゴールはホコリにまみれ、CDはコンセントが足りなくて電源外しています。デスクライトは轟音とともに崩れ落ちてきた自作の棚に潰され、あり得ない方向にぐにゃっと曲がってすっかり原形をとどめていません。でも元通りに回復させる暇が全くなくて、ずっと放置しています。すさんでるなぁ。

買い物履歴

【7/12】COMKIOSK秋葉原店
  • 烏龍茶
【7/6】自由が丘店
  • はみがき
  • くつずみ
  • バスソープマンダリン

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