中身が見える福袋
2003-01-01 (Wed) 00:54
あけましておめでとうございます。2002年は結局不況から脱出できず、2003年もしばらくは停滞感がますます、といった状況でしょうか。
企業経営もますます厳しくなっていますが、近年は、従来の囲い込み型経営から、外部資源を積極的に活用して、限られた資源を自社の強みに集中させるといったオープン型経営が着実に進展しています。そのような中、インターネットの普及とともに、複数の売手企業と買手企業がインターネット上で自由に取引を行う仮想市場である、eマーケットプレイスといったものも出現しています。ここ1~2年は充分な実績を上げることができず閉鎖するものが多数あり、失敗だった、という議論もありますが、それは、そのコンセプトが誤りであった、というわけではなく、淘汰を経て本格的に定着していく時期である、と捉えるのが正しいでしょう。
このように、これからの企業経営について議論する上でもはや欠かせない「オープン」と「インターネット」というキーワード。これらに積極的に取り組んでいるのが、無印良品です。それは、毎年正月から販売される「福袋」に対するスタンスを見れば明らかです。福袋はクローズドすなわち中身が見えない、というのが従来の常識であったのに、無印のは全てがオープンすなわち「中身が見える福袋」なのですから。福が入ってるかどうかが買う前から分かっちゃうのですから。従来の福袋のように、期待感に胸を膨らませながら結局糞アイテム掴まされて年始から不幸感満載、なんてことが全くないのですから。そしてその無印福袋、今はインターネットでも買えてしまう(※注1)のです。小一時間以上かけてバッチリメイクしていざ出陣、なんてダルいことしなくても、家のパソコンの前で寝起きのままスッピンでぽりぽり背中掻きながらぽちっと購入ボタン押すだけで自動的に福をGETできるのです。無印のおかげで、福をGETするのも楽勝な世の中になりました。こんなに簡単に幸せが手に入っちゃうなんて、本当にこれで良いのかしら…。
そんな感じで、「"中身見える"って…それって単なるセット販売じゃねぇ?」なんて心の片隅で思ったり思わなかったりしながら、常に先を見つめる素敵な無印と今年もいっぱい戯れていきたいと思っています。今年も、いろいろと、よろしくお願いいたします。
買い物履歴
【12/27】港北東急店
- MDF収納ボックス・引出式・4段キャスター付
【12/26】渋谷パルコ店
- ポリプロピレンクリアケースA4用・10枚入×2
- 両面粘着シート
- 再生紙クラフトボックスA4用×2
【12/24】青葉台東急店
- パイン材ラックパーツ各種
- メープルアラームクロック
- 再生紙メッセージカード・エンジ
- 歯みがき
【12/21】渋谷西武店
- 再生紙リフィールアドレスミニ6穴・白・30枚
- 再生紙リフィール横罫ミニ6穴・白・30枚
- 再生紙リフィールスケジュール・マンスリーミニ6穴・白・15枚
- リフィール下じき(目盛り付)ミニ6穴サイズ用
- すっぱいねり梅
- はちみつねり梅
- 梅あめ
- 取替式歯ブラシ用替え刃ブラシ先細タイプ・2個入り
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